「ChatGPTをうまく使って、何か新しいことができないかな?」
こう考えた私は、昔一度取り組んで挫折してしまったiPhoneのアプリ開発に再チャレンジしました。
私のプログラミング経験を簡単にお話しすると、
・Wordpressは使いこなすして、簡単なホームページは作成できる
・javascriptやpythonはほとんど書けない
と言ったレベルです。
今回は動画学習サイトudemyの動画教材を見ながら、チップ計算のアプリ開発に取り組みました。
完成したアプリがこちらです。
ChatGPTをうまく使いこなすことができれば、小規模ビジネスで使うことができるようなアプリ制作は個人でもだいぶ楽にできるようになるのではないかと感じました。
作った手順
①動画で基本を学ぶ
何もない状態から作るのはだいぶハードルが高かったので、まずはこちらのudemy動画教材で基礎を叩き込みました。
現在は3万円近くしますが、月に数回タイムセールで1500円ほどで購入できる機会があるので、新しく勉強を始めようと思っている方は、タイミングを見て購入するのがおすすめです。
講座は英語ですが、字幕をつけて勉強すれば大体はわかります。
一からビデオを見て、見よう見真似でコーディングし、iPhoneアプリ開発のための言語であるswiftの基礎を叩き込みました。
まだ全てを勉強しきれていませんが、ChatGPTをうまく駆使することで、20時間ほど学べば、このレベルのアプリが作れるまで来ました。
②実際に手を動かして自分で作ってみる
基本を学んだ後は、同講座に収録されていたチャレンジ問題で先ほどのアプリを自作しました。
デザインから一から組み立てました。
③早速挫折したので、ChatGPTに尋ねてみる
動画教材で学んだことを活かしても、初心者なのですぐに壁にぶち当たります。
コードが書けなくなったり、エラーが出た際には、下のようにChatGPTにコードを貼り付け、どう改善すればいいかを尋ねました。
すると、1秒も経たないうちに答えが返ってきました。
しかも、めちゃわかりやすい解説付きです。
④ChatGPTのコードを貼り付け、微修正する
ChatGPTが返してきたコードを実際のプログラムに貼り付けます。
そのまま貼り付けてうまくいくこともあれば、エラーが返ってくることもありました。
その時はコードを一から見直したり、再びコードをChatGPTに貼り付けてどこがおかしいのかを確認する作業を繰り返します。
⑤約2時間で完成
AIとの会話を繰り返しているうちに、気がつけばアプリを完成することができました。
ChatGPTでiPhoneアプリを作った感想
①間違いを自動で指摘してくれるのでコーディンが効率的になる
ChatGPTが登場する前は、コードにエラーが発生した際どこに誤りがあるのかを、1行1行チェックして確認する必要がありました。
しかし、ChatGPTを使うことは、プログラムの間違っている部分を自動で指摘してくれます。
これはまさに革命的な体験でした。
ChatGPTを使いこなせば、エンジニアのアウトプットが数倍に跳ね上がるでしょう。
今後、アプリ開発の効率が爆上がりするのではないかと感じた瞬間でした。
②AIを使いこなすには基礎知識が必要
いくら、自動でコードを書いてくれるとはいえ、基本がわかっていないとAIが間違ったコードを返してきたり、自分が思っているのと違う挙動を示した時にどう直せばいいのかがわからなくなってしまいます。
逆にいえば、基本をしっかり学んだ状態でAIを使いこなせれば、無双できると言うことです。
まずは基本をしっかりと学び、AIを活用しつつ生産性を高めるのが、ChatGPTを利用してコーディング効率をあげるコツだと感じました。
③非エンジニアでもサービスが作りやすい世の中になった。
このような開発体験をすると、
「もう少し頑張って勉強すれば、自分でサービスも作れるようになってしまうのでは!!」
と言うような期待を抱くようになりました。
アイデアと少しの元手さえあれば、ビッグなビジネスを作ることができるかもしれません。
そのためには、テクノロジーを勉強しつつも、世の中の課題がどこにあるのか、ニーズがあるものは何なのかを日々観察し続けていきたいと感じました、